音楽制作用 MIDIプラグイン

Chord Cruiser 1.0.0

取扱説明書

対応OS Windows 10/11・macOS 14以降 形式 VST3 / Audio Units ログイン AlphaTheta アカウント
免責事項 本書の内容は、作成時点の情報に基づいています。本ソフトウェアの仕様・画面・機能および本書の内容は、改良のため予告なく変更される場合があります。ご使用の環境(OS、DAW、他のプラグインとの組み合わせなど)によっては、本ソフトウェアが正常に動作しない場合があります。本ソフトウェアの使用または使用不能によって生じたいかなる損害についても、当社は責任を負いかねます。あらかじめご了承のうえご使用ください。
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はじめに

Chord Cruiserは、コード進行づくりをサポートするプラグインです。DAW(音楽制作ソフト)に組み込むことで、次のことができます。

  • おすすめのコード候補から選ぶだけで、コード進行を作成できます。
  • 選んだコードを並べて、シーケンスパターンを作成できます。
  • 作成したコード進行をMIDIデータとしてDAWに書き出せます。

音楽理論に詳しくなくても、画面に表示されるコード候補を耳で確かめながら選んでいくだけで、自分だけのコード進行を直感的に作成できます。思いがけないコードとの出会いが、新しい響きや楽曲のアイデアにつながります。

重要

本プラグインはMIDIデータを出力するもので、音源は内蔵していません。音を鳴らすには、別途音源プラグインと組み合わせて使用してください。詳しくは「4. DAWでの準備」を参照してください。

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インストール方法

Chord Cruiserは、Windows版ではVST3形式、macOS版ではAU形式およびVST3形式の2種類のインストーラーがあります。

専用のインストーラーを使用して、お使いのDAWに対応した形式をインストールしてください。インストーラーを起動する前に、起動中のDAWをすべて終了してください。

2.1 Windowsの場合

  1. ダウンロードした「Install Chord Cruiser Plugin for win_vst 1.0.0.zip」を解凍します。
  2. 解凍したフォルダー内のインストーラーをダブルクリックします。
  3. 「ユーザー アカウント制御」画面が表示された場合は、[はい]をクリックします。
  4. 画面の指示に従って進み、使用許諾契約の内容を確認します。同意する場合は[同意する]を選択し、[次へ]をクリックします。
  5. インストールするコンポーネント(VST3)とインストール先を確認し、[インストール]をクリックします。特別な理由がない場合は、初期設定のまま進めてください。
  6. インストールが完了したら[完了]をクリックし、インストーラーを終了します。
  7. DAWを起動し、プラグイン一覧に「Chord Cruiser」が表示されることを確認します。

2.2 macOSの場合

macOS版には、AU形式とVST3形式の2種類のインストーラーがあります。お使いのDAWに対応する形式をインストールしてください。DAWによっては、両方をインストールすることもできます。

AU形式 「Install Chord Cruiser Plugin for mac_au 1.0.0.pkg.zip」(対応DAWの例:Logic Proなど)

VST3形式 「Install Chord Cruiser Plugin for mac_vst 1.0.0.pkg.zip」(対応DAWの例:Cubase、Ableton Liveなど)

  1. ダウンロードしたZIPファイルを解凍します。
  2. 解凍したフォルダー内のインストーラー(.pkgファイル)をダブルクリックします。
  3. 画面の指示に従って進み、使用許諾契約の内容を確認します。同意する場合は[続ける]をクリックします。
  4. インストール先を確認し、[インストール]をクリックします。
  5. Macの管理者ユーザー名とパスワードを入力するか、Touch IDを使用して、インストールを許可します。
  6. インストールが完了したら[閉じる]をクリックし、インストーラーを終了します。
  7. DAWを起動し、プラグイン一覧に「Chord Cruiser」が表示されることを確認します。
メモ

macOSのセキュリティ設定により、インストーラーの起動がブロックされることがあります。その場合は、[システム設定]→[プライバシーとセキュリティ]を開き、表示されたメッセージの[このまま開く]を選択した後、もう一度インストーラーを実行してください。

2.3 プラグインが表示されない場合

プラグイン一覧に「Chord Cruiser」が表示されない場合は、次の内容を確認してください。

  1. DAWを再起動し、プラグインの再スキャンを実行してください。
  2. DAWのプラグイン設定で、インストール先のフォルダーが検索対象になっていることを確認してください。
  3. お使いのDAWが、インストールしたプラグイン形式に対応していることを確認してください。
  4. 以前のバージョンが残っている場合は、アンインストールしてから最新版を再インストールしてください。

標準のインストール先は、次のとおりです。

Windows(VST3)C:\Program Files\Common Files\VST3
macOS(VST3)/Library/Audio/Plug-Ins/VST3
macOS(AU)/Library/Audio/Plug-Ins/Components

対応していない形式や旧バージョンのDAWでは、正常に動作しない場合があります。

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AlphaThetaアカウント登録とログイン

Chord Cruiserを使用するには、AlphaThetaアカウントでのログインが必要です。お使いのDAWで本プラグインを読み込むと、ログイン画面が表示されます。

ログイン画面
ログイン画面

3.1 AlphaThetaアカウントを登録する

AlphaThetaアカウントをお持ちでない場合は、ログイン画面の[Register]ボタンをクリックします。Webブラウザーが起動し、AlphaTheta公式サイトのアカウント登録ページが表示されます。画面の指示に従って登録してください。

3.2 ログインする

ログイン画面で、次のように操作します。

  1. [Email address]欄に、AlphaTheta公式サイトで登録済みのメールアドレスを入力します。
  2. [Password]欄に、パスワードを入力します。
  3. [Login]ボタンをクリックします。
メモ

一度ログインに成功すると、プラグインやDAWを閉じてもログイン状態は継続し、次回起動時は自動的にログインされます。この状態は、ログアウトするまで続きます。

パスワードをお忘れの場合は、ログイン画面の[Forgot password]をクリックします。Webブラウザーが起動し、AlphaTheta公式サイトのパスワード再設定ページが表示されます。

3.3 製品登録の確認

ログイン後、アカウントにChordcatが製品登録されているかを自動的に確認します。登録状況によって、次のように動作します。

  • 製品登録が完了している場合:すべての機能が使用できるChord Cruiserが起動します。
  • 製品登録が完了していない場合:案内画面が表示されます。[Start Trial]ボタンをクリックすると、機能が制限されたTrial版が起動します。詳しくは「8. Trial版について」を参照してください。
メモ

WebサイトでChordcatの製品登録を完了したあとは、案内画面の[Check Again]ボタンをクリックしてください。登録状況が再度確認され、すべての機能が使用できる状態で起動します。

3.4 ログアウトする

メイン画面右上の[LOG OUT]ボタンをクリックすると、確認画面が表示されます。[OK]をクリックするとログアウトしてログイン画面に戻り、[Cancel]をクリックするとメイン画面に戻ります。

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DAWでの準備(音を鳴らすための設定)

「1. はじめに」でもご案内したとおり、Chord CruiserはMIDIデータを出力するプラグインであり、音源は内蔵しておりません。音を鳴らすには、別途音源プラグインをご用意いただき、本プラグインから出力されるMIDIデータを音源プラグインへ送る設定を行ってください。

  1. Chord Cruiserを使用するトラック(トラックA)を作成し、Chord Cruiserを読み込みます。
  2. 別のトラック(トラックB)を作成し、シンセサイザーやピアノ音源などの音源プラグインを読み込みます。
  3. トラックAのMIDI出力先を、トラックBの音源プラグインに設定します。
  4. Chord Cruiserを操作し、トラックBに読み込んだ音源から音が鳴ることを確認します。
メモ

DAW上では音源プラグインと同じように読み込まれる場合がありますが、Chord Cruiser単体では音は鳴りません。また、同じトラックに音源プラグインを追加しても、DAWによっては音が鳴らない場合があります。設定方法や項目名はDAWによって異なります。詳しくは、お使いのDAWの取扱説明書を確認してください。

MIDI出力先の設定名称や手順は、DAWによって異なります。設定項目は「MIDI Out」「出力」「ルーティング」などの名称で表示される場合があります。

音が鳴らない場合は、トラックAのMIDI出力先と、トラックBのMIDI入力設定を確認してください。

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クイックスタート — コード進行を作ってみよう

初めて使用する方は、まず以下の手順に沿って、コード進行を1つ作成し、音を鳴らすところまで試してみましょう。各機能の詳しい説明については、「6. 画面各部の名称と機能」を参照してください。

  1. 【準備】DAWにプラグインをセットする

    DAWにChord Cruiserと音源プラグインをセットします。詳しくは「4. DAWでの準備」を参照してください。この設定を行わないと、Chord Cruiserから音は鳴りません。初回はログイン画面が表示されます。詳しくは「3. AlphaThetaアカウント登録とログイン」を参照してください。

  2. 【コードセットを選ぶ】使用するコードセットを選ぶ

    上部バーのコードセットエリアから、好みのジャンルを選びます。ジャンルを選ぶと、そのジャンルをイメージしたコード進行プリセットが、コードストック部に読み込まれます。

    コードセットから好みのジャンルを選ぶ(各ボタンの詳細→「6.1 コードセットエリア」)
    コードセットから好みのジャンルを選ぶ(各ボタンの詳細→「6.1 コードセットエリア」)
  3. 【コード進行を演奏する】コードストック部のコードを試聴する

    コードストック部のコードをクリックすると、選択したコードが鳴ります。左から順にコードをクリックして、コード進行の響きを確認してみましょう。なお、コードストック全体のオクターブやトランスポーズを調整することもできます。詳しくは「6.2 コードストックエリア」を参照してください。外部MIDI機器での演奏について詳しくは「7.2 外部MIDI機器で操作する」を参照してください。

    コードストック部のコードをクリックして試聴する(各部の詳細→「6.2 コードストックエリア」)
    コードストック部のコードをクリックして試聴する(各部の詳細→「6.2 コードストックエリア」)
  4. 【お気に入りのコードを探す】次のコード候補を試す

    コードストック部のコードをクリックすると、そのコードに続くコード候補が、画面中央の「コード候補エリア」に表示されます。コード候補をクリックすると、そのコードを試聴できます。気に入ったコードは、コード候補エリアからコードストック部へドラッグ&ドロップして保存します。コードストック部には、最大13個のコードを保存できます。この操作を繰り返して、好みのコード進行を作成します。外部MIDI機器での演奏について詳しくは「7.2 外部MIDI機器で操作する」を参照してください。

    コード候補から気に入ったコードを選び、コードストック部へドラッグ&ドロップする(各部の詳細→「6.3 コード候補エリア」)
    コード候補から気に入ったコードを選び、コードストック部へドラッグ&ドロップする(各部の詳細→「6.3 コード候補エリア」)
  5. 【シーケンスパターンを作る】コードをシーケンスエリアへ配置する

    コードストック部のコードを、画面右側のシーケンスエリアへドラッグ&ドロップして配置し、コード進行のフレーズを作成します。配置したコードを削除する場合は、削除するコードをクリックして選択し、キーボードのDeleteキーまたはBackSpaceキーを押すか、コードストックエリアのデリートボタンを押します。

    コードストック部のコードをシーケンスエリアへドラッグ&ドロップして並べる(各部の詳細→「6.4 シーケンスエリア」)
    コードストック部のコードをシーケンスエリアへドラッグ&ドロップして並べる(各部の詳細→「6.4 シーケンスエリア」)
  6. 【再生して確認する】作成したシーケンスパターンを再生する

    シーケンスパターン再生・停止ボタンを押すと、作成したシーケンスパターンが再生されます。コードの並びや長さを確認し、必要に応じてコードを入れ替えたり、ゲートレングスやベロシティを調整したりします。

    再生してシーケンスパターンを確認する(各部の詳細→「6.4 シーケンスエリア」)
    再生してシーケンスパターンを確認する(各部の詳細→「6.4 シーケンスエリア」)
  7. 【DAWへ書き出す】作成したシーケンスパターンをMIDIデータとして書き出す

    MIDIエクスポートエリアをDAWのトラックへドラッグ&ドロップすると、作成したシーケンスパターンがMIDIデータとして書き出されます。書き出したMIDIデータは、DAW上で編集したり、ほかの音源で再生したりできます。

    MIDIエクスポートエリアをDAWのトラックへドラッグ&ドロップして書き出す(各部の詳細→「6.5 MIDIインポート/エクスポートエリア」)
    MIDIエクスポートエリアをDAWのトラックへドラッグ&ドロップして書き出す(各部の詳細→「6.5 MIDIインポート/エクスポートエリア」)
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画面各部の名称と機能

メイン画面全体(スタンダードモード選択時)
メイン画面全体(スタンダードモード選択時)

メイン画面は次の7つのエリアで構成されています。番号は上の図に対応し、詳しくは各節(6.1〜6.7)を参照してください。

  • ①コードセットエリア(6.1)
  • ②コードストックエリア(6.2)
  • ③コード候補エリア(6.3)
  • ④シーケンスエリア(6.4)
  • ⑤MIDIインポート/エクスポートエリア(6.5)
  • ⑥モード切替メニュー(6.6)
  • ⑦その他の操作部(6.7)

6.1 コードセットエリア

コードセットエリア各部(番号は下の説明に対応)
コードセットエリア各部(番号は下の説明に対応)
  • ① コードセット選択メニュー:ジャンルごとに用意されたコード進行のプリセット(コードセット)を切り替えます。選んだコードセットの内容がコードストック部に読み込まれ、そのまま使うことも、編集して使うこともできます。
  • ② コードセット追加ボタン(Save As):今のコードストック部の内容を、新しいコードセットとして追加します。名称には「選択中のコードセット名_n」(nは連番)が自動で設定され、そのまま保存することも、別の名称に変更することもできます。
  • ③ コードセット保存ボタン(Save):選択中のコードセットを、今のコードストック部の内容で上書き保存します。
  • ④ コードセット削除ボタン(Del.):選択中のコードセットを削除します。確認画面で[OK]をクリックすると削除されます。
メモ

コードセット名の部分にカーソルを合わせて文字を入力し、Enterキーを押すと名称を変更できます。使用できるのは半角英数字と記号で、20文字までです。既存のコードセットと同じ名称は使用できません。

あらかじめ用意されているコードセットは、名称変更・上書き保存・削除ができません。変更した内容を残す場合は、コードセット追加ボタン(Save As)で新しいコードセットとして保存してください。

6.2 コードストックエリア

コードストックエリア各部(番号は下の説明に対応)
コードストックエリア各部(番号は下の説明に対応)
  • ① コードストック部:気に入ったコードを最大13スロットまで並べることができるエリアです。コードをクリックすると試聴でき、枠が緑色に変わります。外部MIDI機器での演奏について詳しくは「7.2 外部MIDI機器で操作する」を参照してください。
メモ

コードストック部のコードは、ドラッグ&ドロップで並び順を入れ替えられます。このとき移動元は空になり、移動先のコードは上書きされます。

Shiftキー+クリックで範囲を選択、Ctrlキー+クリックで離れたスロットを選択できます(macOSではcommandキー+クリック)。複数選択したコードは、まとめて移動・コピー・削除できます。

選択しているコードは、Ctrlキー+Cキーでコピーし、Ctrlキー+Vキーで貼り付けられます(macOSではcommandキー+Cキー、commandキー+Vキー)。ドラッグ&ドロップは移動になるため、コピーしたい場合はショートカットキーを使用してください。

  • ② スロット/カレントコード表示:選択中のコードの位置を「番号/13」の形式で表示します。あわせて、そのコード名を表示します。
  • ③ 再生・停止ボタン(▶/■):コードストック部のコードを左から順に再生します。再生中は■ボタンに変わり、クリックすると停止します。
  • ④ ランダムボタン:コードストック部にコードをランダムに並べます。すでにコードがある場合は、新しい13個のコードで上書きされます。
メモ

パフォーマンスモードでは、ランダムボタンはコード記録ボタンに切り替わります。詳しくは「6.6 パフォーマンスモード」を参照してください。

  • ⑤ デリートボタン:選択中のスロットのコードを削除します。複数選択している場合は、選択したすべてのコードが削除されます。また、シーケンスエリアのステップを選択している場合は、そのステップの情報が削除されます。
  • ⑥ オクターブ-/+ボタン:ストック内のすべてのコードを、1オクターブ単位で上下させます。変更後に C-2 を下回るノート、または G8 を超えるノートを含むコードがスロット内に1つでもある場合は、変更されません。
  • ⑦ トランスポーズ-/+ボタン:ストック内のすべてのコードを、半音単位で上下させます。変更後に C-2 を下回るノート、または G8 を超えるノートを含むコードがスロット内に1つでもある場合は、変更されません。
  • ⑧ キー選択:曲のキーを選びます。ボタンにカーソルを重ねてマウスホイールを回しても選択できます。
  • ⑨ スケール選択メニュー:スケール(音階)を選びます。こちらもマウスホイールで選択できます。
メモ

⑧・⑨で選んだキーとスケールに応じて、コードストック部ではキー/スケールの音だけで構成されるコードが明るいグレー、キー/スケール外の音を含むコードが濃いグレーで表示されます。また、鍵盤部ではキー/スケールに含まれない鍵盤がグレーで表示されます。

  • ⑩ 鍵盤部:選択中のスロットやステップのコードの構成音が、緑色で表示されます。緑色になっていない鍵盤をクリックすると、そのノートがコードに追加されます。緑色の鍵盤をクリックすると、そのノートがコードから削除されます。1つのコードに含められるノートは、最大6つまでです。
メモ

画面サイズによって鍵盤全体(C-2〜G8)が表示されない場合は、鍵盤にカーソルを合わせてマウスホイールを回すと、表示範囲をスクロールできます。

構成音がコードとして登録されている場合は、そのコード名が表示されます。登録されていない場合は、音数が1つで「Single Note」、2つで「Interval」、3つ以上で「Original Chord」と表示されます。

6.3 コード候補エリア

コード候補エリア各部(番号は下の説明に対応)
コード候補エリア各部(番号は下の説明に対応)
  • ① レコメンドモード切替ボタン(Cruiser/Voicing):表示するコード候補を切り替えます。「Cruiser」では、コードストック部で選んだコードに“次に合うコード”を提案します。「Voicing」では、コードストック部で選んだコードの“異なる構成音のバリエーション”を提案します。
  • ② ルートフィルター(FILTERS 上段:C〜B):コードのルート音(根音)でコード候補を絞り込みます。各ボタンはクリックするたびにオンとオフが切り替わり、複数のボタンを同時にオンにできます。条件に合わないコードは濃いグレーで表示されます。なお、すべてのボタン(C〜B)をオンにした場合は、絞り込みを解除した状態と同じになります。
  • ③ 和音数フィルター(FILTERS 下段:3〜6):コードに含まれる構成音の数でコード候補を絞り込みます。各ボタンはクリックするたびにオンとオフが切り替わり、複数のボタンを同時にオンにできます。条件に合わないコードは濃いグレーで表示されます。なお、すべてのボタン(3〜6)をオンにした場合は、絞り込みを解除した状態と同じになります。
  • ④ コード候補表示部:おすすめのコード候補が並ぶエリアです。1ページに最大32個のコードが表示されます。コードをクリックすると試聴でき、コードストック部やシーケンスエリアへドラッグ&ドロップするとコピーされます。外部MIDI機器での演奏について詳しくは「7.2 外部MIDI機器で操作する」を参照してください。
メモ

コード名の下の角カッコの数字(例:Cm [3])は、同じコード名で構成音が異なるコードを区別するための番号です。

コードをクリックしている間は、そのコードの構成音が鍵盤部に緑色で表示されます。クリックを離すと、直前に選んでいたスロットやステップの表示に戻ります。

  • ⑤ ページ切替ボタン:コード候補が2ページ以上になるときに、表示するページを切り替えます。マウスホイールを回してページを送ることもできます。1ページしかない場合は「<」「>」のどちらも表示されません。

6.4 シーケンスエリア

シーケンスエリア各部(番号は下の説明に対応)
シーケンスエリア各部(番号は下の説明に対応)
  • ① シーケンスパターン選択メニュー:保存したシーケンスパターンの切り替えと、シーケンスパターンの追加・上書き保存・削除を行うエリアです。シーケンスパターンを切り替えると、その内容がステップエリアに展開されます。
    • シーケンスパターン追加ボタン(Save As):今のステップエリアの内容を、新しいシーケンスパターンとして追加します。名称には、選択中のシーケンスパターン名の後ろに連番を付けた名前が自動で設定されます。
    • シーケンスパターン保存ボタン(Save):選択中のシーケンスパターンに、今のステップエリアの内容を上書き保存します。
    • シーケンスパターン削除ボタン(Del.):選択中のシーケンスパターンを削除します。確認画面で[OK]をクリックすると削除されます。すべてのシーケンスパターンを削除した場合は「New Sequence」が自動で作成されます。
メモ

シーケンスパターン選択メニューをクリックして文字を入力し、Enterキーを押すと名称を変更できます。使用できるのは半角英数字と記号で、20文字までです。既存のシーケンスパターンと同じ名称は使用できません。

  • ② トランスポート部:シーケンスパターンの再生・停止とリアルタイムRECを行うエリアです。
    • シーケンスパターン再生・停止ボタン(▶/■)で、作ったシーケンスパターンを再生・停止します。DAWの再生・停止の操作にも連動し、再生時のBPMはDAWの設定に従います。
    • RECボタン(●):ボタンを押すと録音可能状態となり、シーケンスパターンを再生している間に、コードストック部やコード候補表示部で演奏したコードを記録します。シーケンスパターンの停止中に押した場合は録音待機状態となり、コードストック部またはコード候補表示部のクリック、あるいはDAWの再生でシーケンスパターンの再生と録音を開始します。
  • ③ ページ操作部(1〜8):シーケンスパターンのページ(小節)数を設定します。任意のページ番号をダブルクリックすると、1ページ目からそのページまでが有効になります。有効なページ番号をクリックすると、そのページがステップエリアに表示され、編集できます。ページ番号にカーソルを重ねてマウスホイールを回しても切り替えられます。
メモ

選択中のページ番号を他のページ番号へドラッグ&ドロップすると、ドラッグ元のページの内容がドロップ先へコピーされます。

コードを登録したページを無効にしても、そのページの登録内容は保持されます。再度そのページを有効にすると、元の内容が表示されます。

  • ④ ランニングダイレクションボタン:シーケンスパターンの再生方向を設定します。Right/Down/ClockWise/CounterClockWise の4つから1つを選んで基本の進行パターンを決め、これに Reverse(逆再生) と SwitchBack(折り返し再生) を組み合わせることができます。Reverse をオンにすると、決めた進行パターンの逆方向で再生されます。SwitchBack をオンにすると、最後のステップまで進んだあと、同じ道を逆順にたどって最初のステップへ戻ります。組み合わせにより、全16パターンの進行方向を設定できます。
ランニングダイレクションの進行パターン
ランニングダイレクションの進行パターン
  • ⑤ ステップエリア(1〜16):コードを並べてシーケンスパターンを作るエリアです。1ページあたり16ステップ(4×4)です。ステップをクリックすると選択状態になり、そのステップの情報が鍵盤部・ゲートレングスバー・ベロシティバーに表示されます。選択した状態でキーボードのDeleteキーまたはBackSpaceキーを押すか、コードストックエリアのデリートボタンを押すと、そのステップの情報を削除できます。また、ステップの情報はドラッグ&ドロップでステップ間を移動できます。移動先にすでに情報がある場合は上書きされます。
  • ⑥ ゲートレングスバー:選択中のステップの音の長さを調整します(1〜32ステップ)。バーをドラッグするか、バーの上でマウスホイールを回します。
  • ⑦ ベロシティバー:選択中のステップの音の強さを調整します(0〜127)。
メモ

複数のステップを選択している場合、ゲートレングスバーとベロシティバーには、選択中のステップのうち最も低い値が表示されます。その状態で値を変更すると、選択したすべてのステップが同じ値に変更されます。

  • ⑧ 再生位置表示(Bar/Step):再生中のページ(小節)とステップ位置を表示します。

6.5 MIDIインポート/エクスポートエリア

MIDIインポート/エクスポートエリア各部(番号は下の説明に対応)
MIDIインポート/エクスポートエリア各部(番号は下の説明に対応)
  • ① MIDIインポートエリア:MIDIファイル(.midファイル)をこのエリアにドラッグ&ドロップすると、そのファイル内のシーケンスパターンがシーケンスエリアに反映されます。シーケンスエリアにすでにある内容は、読み込んだ内容で上書きされます。
  • ② MIDIエクスポートエリア:このエリアをDAWのトラックやパソコンへドラッグ&ドロップすると、今のシーケンスパターンがMIDIファイル(.midファイル)として書き出されます。

6.6 パフォーマンスモード

パフォーマンスモード(番号は下の説明に対応)
パフォーマンスモード(番号は下の説明に対応)
  • ① モード切替メニュー:コード候補エリアの表示方法を切り替えます。
    • スタンダード:コード候補を1つのエリアにまとめて表示します。
    • パフォーマンス:コード候補エリアを左右2つに分けて表示します。左右のエリアを交互にクリックしていくだけで、レコメンドされたコードを連続して演奏できます。
  • ② コード候補エリア(左):コードストック部で選んだコードに続くコード候補が表示されます。ここでコードを選ぶと、そのコードに続くコード候補が③に表示されます。
  • ③ コード候補エリア(右):ここでコードを選ぶと、そのコードに続くコード候補が②に上書き表示されます。
メモ

パフォーマンスモードでも、フィルター(ルート/和音数)とページ切替ボタンの働きはスタンダードモードと同じです。左右のエリアそれぞれで設定できます。

パフォーマンスモードでは、コードストックエリアのランダムボタンがコード記録ボタンに切り替わります。クリックするとコード記録状態になり、もう一度クリックすると解除されます。コード記録状態にすると、直前に選んでいたコード(ステップ・コード候補・コードストックのいずれか)がコードストック部の1番目に設定されます。以降は、コード候補表示部で選んだコードが空いているスロット(2〜13番目)へ順に記録されます。

6.7 その他の操作部

その他の操作部(番号は下の説明に対応)
その他の操作部(番号は下の説明に対応)
  • ① 画面サイズ切替ボタン:クリックするたびにプラグイン画面の表示サイズが切り替わります。
  • ② ログアウトボタン:AlphaThetaアカウントからログアウトします。
  • ③ インフォメーションボタン:インフォメーション画面を表示し、プラグインのバージョンを確認できます。[Link to the user manual]をクリックすると、Webブラウザーでユーザーマニュアルのページが開きます。[×]ボタンをクリックするか、プラグイン画面をクリックすると閉じます。
  • ④ ヘルプボタン:外部MIDI入力に対応した操作部と、それぞれに割り当てられているMIDIノート名とノートナンバーを、プラグイン画面に重ねて表示します。割り当ての詳細は「7.2 外部MIDI機器で操作する」を参照してください。表示中は各ボタンの操作はできません。画面のどこかをクリックすると、ヘルプ表示を終了します。
  • ⑤ アンドゥボタン:直前の操作を取り消して、その前の状態に戻します(Windows:Ctrlキー+Zキー、macOS:commandキー+Zキー)。
  • ⑥ リドゥボタン:アンドゥで取り消した操作をやり直します(Windows:Ctrlキー+Yキー、macOS:commandキー+Shiftキー+Zキー)。

アンドゥ・リドゥの対象となる操作は次のとおりです。

シーケンスエリア:

  • ステップ間のコードの移動
  • 鍵盤部によるノートの追加・削除
  • ステップのコード削除
  • コードのコピー
  • リアルタイムRECによるコード登録
  • 有効なページ数の増減
  • ページ間のコピー
  • 選択中のシーケンスパターンの変更
  • MIDIインポートによるコード登録

コードストックエリア:

  • スロット間のコードの移動
  • 鍵盤部によるノートの追加・削除
  • コードの削除
  • コードのコピー
  • コード記録ボタンによるコード登録
  • オクターブの変更
  • トランスポーズの変更
  • ランダムボタンによるコード設定
  • 選択中のコードセットの変更
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便利な使い方

7.1 キーボードショートカット

次のショートカットキーが使用できます。

  • アンドゥ:Ctrlキー+Zキー(macOS:commandキー+Zキー)
  • リドゥ:Ctrlキー+Yキー(macOS:commandキー+Shiftキー+Zキー)
  • コピー:Ctrlキー+Cキー(macOS:commandキー+Cキー)
  • 貼り付け:Ctrlキー+Vキー(macOS:commandキー+Vキー)
  • コードの削除:DeleteキーまたはBackSpaceキー(macOSではDeleteキー、またはFnキー+Deleteキー)

7.2 外部MIDI機器で操作する

外部のMIDIキーボードなどを接続すると、コードストック部とコード候補表示部の演奏、およびページ切替を操作できます。割り当ては次のとおりです。

  • コードストック部(左端から1〜13番目):C2(ノートナンバー48)〜 C3(ノートナンバー60)
  • コード候補表示部(左上から1〜32番目):C4(ノートナンバー72)〜 G6(ノートナンバー103)
  • ページ戻り(Page Down):A3(ノートナンバー69)
  • ページ送り(Page Up):B3(ノートナンバー71)
メモ

パフォーマンスモードでは、コード候補エリア(左)が C4(72)〜 D#5(87)、コード候補エリア(右)が C6(96)〜 D#7(111)に割り当てられます。また、ページ切替は、そのとき選択されていない側のコード候補エリアが対象になります。

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Trial版について

Chordcatの製品登録が済んでいないアカウントでログインした場合は、Trial版として使用できます。Trial版では画面左上のプラグイン名が「Chord Cruiser Trial」と表示され、次の機能が制限されます。

  • コードセットの追加・上書き保存・削除(Save As/Save/Del.)はできません。使用できるのは、あらかじめ用意されているコードセットのみです。
  • シーケンスパターンの追加・上書き保存・削除(Save As/Save/Del.)はできません。シーケンスパターンは初期の「New Sequence」のみで、名称も変更できません。
  • MIDIインポート/MIDIエクスポートは使用できません。

制限されている操作を行うと、「Trial Version」のポップアップが表示されます。ポップアップでは次の操作ができます。

  • [Purchase Page]:Webブラウザーで製品購入ページを開きます。
  • [Product registration]:Webブラウザーで製品登録ページを開きます。
  • [OK]:ポップアップを閉じます。

すべての機能を使用するには、お使いのChordcatをAlphaThetaアカウントに製品登録してください。

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困ったときは

Chord Cruiserの使用中に思ったように動作しないときは、次の内容を確認してください。

9.1 制限事項

  • 複数起動の動作は保証していません。複数立ち上げること自体はできますが、動作の検証はされていません。
  • DAWの再生に連動して、シーケンスパターンが自動再生されます。DAWを再生するとプラグインのシーケンスパターンも自動的に再生され、プラグイン側の再生・停止ボタンは機能しません。
  • MIDIノートナンバー0をC-2として表示します。お使いのDAWや音源が別の基準(例:ノートナンバー0をC0とする)で音名を表示する場合、同じノートナンバーでも表示される音名のオクターブが異なります。音の高さそのものは変わりません。音名が一致しない場合は、ノートナンバーを基準に確認してください。

9.2 症状と対処方法

画面が更新されないことがある
複数のインスタンスを起動していると、画面が更新されない場合があります。対処:プラグインのウィンドウを一度隠して、再度表示してください。
ログインできないことがある
ログインに失敗すると、画面にエラーメッセージが表示されます。対処:メッセージの内容に従って、入力内容とネットワーク接続を確認してください。
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その他

10.1 商標・ライセンス

  • Chord Cruiser™は、AlphaTheta株式会社の商標または登録商標です。
  • Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
  • MacおよびmacOSは、米国およびその他の国で登録されたApple Inc. の商標です。
  • Intel®は、Intel Corporationの米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
  • Logic Pro、GarageBandは、Apple Inc.の商標です。
  • Cubaseは、Steinberg Media Technologies GmbHの商標です。
  • Ableton Liveは、Ableton AGの商標です。
  • その他の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
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動作環境

対応OS

  • Windows 10 / 11(64bit)
  • macOS 14 Sonoma以降

プラグインフォーマット

  • VST3(64bit)
  • Audio Units(AU)

対応DAW(動作確認済み)

  • Ableton Live 12以降
  • Cubase 15以降
  • Logic Pro

CPU

  • Intel Core i5以上
  • Apple Silicon Mシリーズ対応

メモリ

  • 8GB以上(16GB以上推奨)
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